アミノ酸洗浄剤の種類と特徴　成分

アミノ酸洗浄剤

ココナシャンプーの洗浄成分

豊満な泡質で滑らかな洗い上がりを実現!
上質な泡立ちのアミノ酸シャンプー。
刺激はほとんど皆無に近い、きめ細かな泡立ち、
頭皮へのエモリエント感と髪へのモイスチャー感。　　
オーガニックラベンダーの香りで心癒される。

■アミノ酸のシャンプーについて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　アミノ酸系界面活性剤シャンプーは低刺激で頭皮・毛髪への刺激がほとんどなく優しいシャンプーといえますが、問題点として泡立ちが悪い、洗浄力が弱すぎて頭皮の汚れを落としきれない。
また、それによりシャンプー直後でもニオイがするということがありました。
ココナシャンプーは、安全性の高いココイルベースの数種類のアミノ酸洗浄剤を複合させ、マテリノート独自のブレンドで、デメリットを回避することができた純アミノ酸エイジングシャンプーです。
余分な皮脂を落とさない適度の洗浄力と驚くような泡立ち、吸いつくような泡質、保湿性が高く、洗髪後にパサつきにくい仕上がりを実現!
髪や頭皮にやさしく、薄毛や抜け毛に悩む人や、肌が弱い人にもおすすめです。
また、ヘアカラー後にも退色を抑える安心して使用できるシャンプーとして処方しました。

■マテリノート独自のアミノ酸ブレンド処方　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
正常な頭皮環境をめざし、弱酸性領域で低刺激と保湿、リッチな泡と適度な洗浄力、髪の補修等の効果を兼ね備えました。天然植物由来の洗浄成分として数種類のアミノ酸洗浄剤を複合的に配合。
今までにない吸いつくような泡立ちで、なめらかな艶髪に仕上げます。
処方したアミノ酸の中にも、たくさんの種類があり、性能も異なります。
他のアミノ酸シャンプーに物足りなさを感じていたマテリノートの一つの答えが、このそれぞれの特徴を生かしたブレンド処方です。
絶妙なブレンドで泡立ちが格段とアップしました。髪と頭皮に本当に良いものを、より効果的に配合しているため、保湿をしながらもハリ艶を与え、絡まずしなやかに仕上がります。ロングヘアの方やハイダメージヘアの方も満足のいく洗い上がりです。

1)ココイルアラニンＮａ
2)ＰＣＡイソステアリン酸ＰＥＧ－４０水添ヒマシ油
3)コカミドプロピルベタイン
4)ラウラミノプロピオン酸Ｎａ
5)ヤシ油脂肪酸ＰＥＧ－７グリセリル
6)ココイル加水分解コラーゲンＫ
7)ココイルグルタミン酸ＴＥＡ
8)ココイルメチルタウリンＮａ

1)ココイルアラニンＮａ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヤシ油脂肪酸とアミノ酸であるアラニンで作られる陰イオン界面活性剤です。
ココイルアラニンNaはアミノ酸系の中でも特に低刺激といわれ、安全性が高い成分です。
また、洗い上がりもさっぱりとしていて、刺激を緩和し肌のバリア機能を壊すことなく優しく洗えます。マイナス要素としてはアミノ酸系の中でもコストが高い成分でもあります。
ココイルアラニンNaは弱酸性ですが、適度な洗浄力を持っていて汚れをしっかり落とすことができます。　頭皮に負担をかけることなく、髪の毛のボリュウムを潰すことなく、ふんわりとしなやかに仕上がります。

2)ＰＣＡイソステアリン酸ＰＥＧ－４０水添ヒマシ油 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ピロリドンカルボン酸（PCA）とイソステアリン酸をPEG-40水添ヒマシ油でエステル化したもので、アミノ酸系のノニオン（非イオン）界面活性剤です。
ピロリドンカルボン酸は天然保湿因子の成分の一つで、体内にあるこの成分のほとんどは角質層に存在しており、弱酸性の環境で高い保湿力を示します。
イソステアリン酸はオレイン酸に似た成分で、酸化しにくく安定性の高い飽和脂肪酸です。
アミノ酸系であり、天然保湿因子の成分も含まれており、肌に優しい界面活性剤です。
ノニオン系ですから肌や髪に付帯しているイオンの影響を受けず、吸着力も洗浄力もそれほど強くないため、肌や髪への影響は弱くなっています。
主に増粘剤と乳化安定剤として使用されます。
泡立ちを良くし、きめ細かくする作用があるため、洗顔料などによく配合されています。
また水溶性と油溶性の成分を均等に分散させることができ、ムラなく混ぜて乳化を安定させることができます。

3)コカミドプロピルベタイン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
天然成分を原料としたベタイン系の洗浄剤で塩基性と酸性との両方の性質を持つ化合物である両性化合物です。
コカミドとは、ヤシ油を酵素分解したときに得るヤシ油脂肪酸のことで、ベタインはサトウダイコンからの天然由来成分で、この二つが結合したものがコカミドプロピルベタインなのです。
コンデイショニング効果が高く、安全性も高いので、ベビーシャンプーなどにもよく使われます。
帯電防止、皮膚や髪などのコンディショニング剤としても使われます。

4)ラウラミノプロピオンNa
天然原料を使ったアミノ酸型両性界面活性剤です。起泡性、低刺激性、コンディショニング性、増粘性があるので、シャンンプー、ボディシャンプー、洗顔料、家庭用洗剤などの基剤として用いられています。PHが下がっても洗浄力は落ちず、カラー後のアフターシャンプーなどに向いています。
帯電防止剤、洗浄剤、起泡剤、合成界面活性剤で、低刺激性、コンディショニング性があります。
コカミドプロピルベタインと合わせることにより優れた増粘生と増泡性をもたらしてくれるのが特徴です。

5)ヤシ油脂肪酸グリセリル
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルは、ヤシから得た脂肪酸と、グリセリンに酸化エチレンを付加したものの化合物です。他の油性成分との相性も良く、伸びの良い柔らかな感触がその特徴とされています。化粧品類の配合目的としては、エモリエント剤・乳化剤として使用されています。
分析量が低いことから、シリコン系の難溶性皮膜も落とすことが出来る非イオン活性剤です。
肌の乾燥を防ぎ、つっぱり感などといった肌荒れの原因を排除してくれます。

6)ココイル加水分解コラーゲンK 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

加水分解コラーゲンであるコラーゲンPPTとヤシ油脂肪酸クロリドとの縮合物のカリウム塩です。コラーゲンPPTに洗浄力を持たせた成分で、陰イオン界面活性剤となっています。
脱脂力に関しては弱くトリートメント効果があります。頭皮や髪に保湿作用・保護作用・柔軟作用の効果をもたらしてくれます。
刺激性も低く毒性や副作用の心配が少ない成分です。泡立ちは弱く高価というデメリットもあります。

7)ココイルグルタミン酸ＴＥＡ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

アミノ酸系の洗浄成分、ココイルはヤシから油脂から作られた成分にグルタミン酸を合成してできる。
とても低刺激で泡立ちも良く、洗浄力は強すぎず弱酸性でマイルドに汚れを落としてくれます。肌に必要な養分や成分を残して、洗い落としてしまうことなく洗浄する成分となっていますので、安心して使えるものになっています。
髪の毛に対して、毛髪の保護、修復効果、吸着性もありますので、洗い上がりはしっとりしたものに仕上がります。

その低刺激と安全性から敏感肌用やベビーケア製品に使用されることも多く、肌や頭髪に保湿感を与えてくれます。また、使い続けることによって健康的な頭皮と髪に近づくとされていて、育毛に適している洗浄剤になっています。ココイルグルタミン酸TEAは、コストが高い成分にもなっていますが、低刺激で毒性や副作用の心配が少なく、育毛や安全性のことを考えているのなら絶対にあるに越したことがない成分です。　またアミノ酸が傷んだ髪に吸着し薄い被膜を張ってくれるのでコンディショニングも良い洗浄成分。

8)ココイルメチルタウリンＮａ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
アミノ酸洗浄剤で、ヤシ油脂肪酸とタウリン誘導体の界面活性剤です。陰イオン界面活性剤のなかでも低刺激で安全性が高く、泡立ちが良くて刺激が少ない。
洗顔料・ボディソープ・石鹸に配合されています。洗い上がりはさっぱりとしていて、仕上がりもふんわりまとまります。
必要以上に皮脂を取り除くことがない。デメリットは高価な成分であるということだけ。