☆海草を食べても髪は増えない?☆

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必要な栄養素は、全身を駆けめぐり、一番最後に髪に届きます。
カラダに異変があると栄養素はその異変の改善のために使われて、髪に行き届かないこともあります。そのため、髪にはカラダの危険信号があらわれる。


髪によい食品というと、昔から海藻類と言われています。
確かに、海藻類のヨードは、髪がつくられる過程ではたいへん重要な役割を果たしますが、それほどヨードは日本人にとって不足している成分ではありません。
むしろ、摂り過ぎると皮膚が紫外線を吸収しやすくなり、その結果、体の中の活性酸素の量が多くなって皮膚が老化したり、メラニン色素が増えるので、シミや小ジワの原因になるのです。
髪に成分のほとんどは、ヨードではなく、タンパク質でつくられています。したがって、良い髪をつくるためには、まず良質なタンパク質である大豆製品や牛乳、肉や魚を豊富にとることが大切なのです。そのうえで、微量栄養素であるビタミン類やミネラルも重要な役割をします。
これらの栄養素がどの食品に含まれているのかを次に挙げてみます。
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これらの食品は、髪だけでなく、お肌や全身の健康を保つうえでも大変重要なものばかりです。
髪の毛の成分は、ほとんどタンパク質でできているため、海藻のヨードも必要ですが、むしろ良質なタンパク質をたくさん摂る方が髪の成長には大切です。

●タンパク質-髪の基本成分であるケラチン、皮膚の成分であるコラーゲンの素になります。
【肉類・魚類・卵・大豆製品・牛乳】

●ビタミンE、A-全身の血液の循環をなめらかにする効果があります。
【人参・カボチャ・小松菜、ほうれん草・玄米・ゴマ・ナッツ類】

●ビタミンB群(B1,B2,B6,B12,ニコチン酸)-頭皮の新陳代謝を促します。
【玄米・小麦胚芽・米ぬか・豚の赤身・レバー・マグロ】

●DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)-コレスタロール、中性脂肪によって血管が詰まり、健全な育毛が妨げられます。また、頭皮から出る皮脂は酸化すると過酸化脂質になり、頭皮に悪い影響を及ぼします。DHA,EPAはこれらを改善し、血液をサラサラにして環境を整えます。
【イワシ、サンマ、ブリ、マグロの目】

●コラーゲン-髪にツヤとハリがもたらされます。
【長芋、レンコン、ふかひれ、肉、類の皮】

●ビタミンE,C-抗酸化作用により活性酸素を除去し、老化抑制と免疫力強化の働きがあります。
【ミカンやレモン等の柑橘類、アーモンド、ヒマワリ油、アボカド、うなぎ、小麦胚芽、ピーナッツ】

●酵母菌、納豆菌、乳酸菌-これらの菌が出す抗酸化物質により活性酸素が除去され、髪や皮膚の老化を防ぎます。
【納豆・麹・味噌・漬物類・ヨーグルト】

●亜鉛-生殖能力、前立腺の障害を防ぎます。特に最近問題になっている味覚障害にも効果があります。
【ココア・カキ・ごま・牛レバー、小麦胚芽、アーモンド、くるみ・豆類・海藻類・チーズ・緑茶・あずき】

●ヨード-甲状腺の働きを良くして髪の発育を促し、首・肩・背中のコリを解消する働きがあります。
【ワカメ・昆布・ひじき】

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